作業療法と心創り
お元気様です!作業療法士で訪問リハビリをしている中間公一です。
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今日は、嬉しい事に訪問でのリハビリテーションの卒業を考えているご利用者様のお話をさせてもらいます。
事故で骨折してしまい、在宅に帰られた方で家での生活動作等に不安がある為、
訪問でのリハビリテーションが開始されました。
初めての時に何ができるようになりたいか一緒に面接をしました。
生け花の先生をしていたため、生け花をしたい、畑をしたい、
買い物にいけるようになりたいといった事が聴取されました。
作業療法の導入として、生け花から実施しました。近くにある花を取り、生けて頂きました。
一輪挿しや何本も使った生け花まで色々する事が出来ました。
生け花をしている時は足の痛みがなくなると言われており、
作業の凄さを感じました。やる気も上昇してきて、
訪問する度に生け花が変わっていたり、庭先がきれいになっていたりと次々に自分で挑戦されていました。
その為、畑仕事もすぐに出来るようになり、
残すは買い物まで行けるようになるかどうかというところまで行きました。
屋外で安全に歩行ができるようになるために、歩行器を選定させてもらい、応用的な練習を実施しました。
近くの商店までいけるようになり、その後はご自分で距離も伸ばして遠くまで行けるようになり、
一人でも大丈夫だと自信がついたから卒業をしようと思うと本人様から言われました。
開始してから4か月程度で卒業ができるようになったのに嬉しく思いました。
卒業をするために、心創りが大切だと実感しました。心創りをすることで主体的に取り組まれ、ご自分でも日頃も頑張られ、自立した生活が送れるようになりました。
在宅でのリハビリテーションを提供していて心創りが難しいけれど楽しい部分だと思います!