再び始まる趣味活動!
みなさんこんにちは!作業療法士2年目の好永です!
少しずつ田んぼの稲も色が変わり始め、秋の兆しが見えてきましたね♩
今年の新米が楽しみです!(^^)!
私は普段在宅での生活を支援させていただくため、訪問でのリハビリを行っております。
病気を発症され、ハンディキャップを持ち自宅(地域)に帰られた方々の生活を支援させて頂いております。
訪問リハビリでは、ご利用者様の要望として多いのが歩行やトイレ動作、入浴や再発の予防などが多くみられます。
その中でも今回は私が担当させて頂いているA様のお話をさせていただきます。
私が新入社員として入社し、先輩スタッフから引き継いで担当させて頂いて約二か月ほどたったある日。
「卓球台でちゃんと卓球がしたい」
そんな発言が見られました。
上肢の機能訓練として卓球のラケットを使用し、ノーバウンドでラリーを行う訓練を行っておりましたが、
A様としては卓球台ですることが重要だと考えられておりました。
しかし、自宅周辺には卓球を行える環境もサークルなどもありません。
また、歩行にもふらつきがあり、立位で卓球を行うことに不安があるようでした。
そこで私が障害者スポーツ協会に連絡し
A様でも参加できるような卓球サークルはないかお聞きすると1つだけ紹介をして頂けました!
そのサークルをA様にご紹介すると
「行きたい、同じような境遇の人たちなら安心するし」
「また楽しく卓球ができるなら頑張るわ」
と、前向きな発言があり、A様の心に変化がみられました!
サークル参加に向け自主訓練の提案
サークルとの仲介を行い参加に向け主体的にリハビリに取り組まれ4か月…
ついに念願のサークル参加が行えました!
参加後は自分に足りない能力を自身で考え、自主訓練も自発的に追加したり意欲高い姿勢が見られております。
(上記の写真はその時に、自ら追加したスクワットの訓練を見させて頂いてる時の様子です!)
現在もサークルに継続して通われており
「また趣味の卓球ができて楽しい、新しい友人もできたし、ありがとう」
なんとも嬉しいお言葉を頂けました(#^.^#)
自宅の中だけで生活するのが地域での生活ではない。
様々な社会資源を知るのは、大切だなと改めて感じました。
人生を豊かにするのは、少しのきっかけとちょっとした心の動きかもしれませんね♩
さあ、明日からも少しでも心が動く関わりができるように頑張ります!!!