生活再建に向けて!
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現場レポート
福山センターの福尾実人と申します。
私が創心會に入社してから,担当をさせて頂いているご利用者様がいます。
担当させて頂いて,約5年が経過しました。
リハビリは週1回のご利用となりますが,リハビリ以外にもご病気の相談以外にも家電製品の不具合の相談など受けることがあります。
このご利用者様は独居で生活をされており,買い物や洗濯および調理など日常生活動作もお一人でされています。
昨年の夏ごろに熱中症で入院されています。
入院中に医師からは,「もう自宅での生活は難しい。施設入所を考えて下さい」と告知されています。
しかしながら,ご利用者様のご自宅で再度生活をしたいというお気持ちからリハビリを頑張られ自宅復帰をされています。
ご自宅に戻られてから,約1か月後にリハビリ再開となりました。
入院前と比べて,手すりの設置や介護用ベッドのレンタルなど環境調整をしています。
この方の一番の目標は“独居生活を継続できること。外出ができること”です。
リハビリでは,階段昇降練習や段差跨ぎなど応用歩行練習を中心に行っています。
現在は,入院前の様に屋外への外出は出来ています。
例え医師や医療従事者からご自宅は難しいと告知されても,
ご本人様の気持ちが強く地域でのサポートがあれば独居生活は出来ると再確認をさせられました。
写真は,福山センターの写真です。福山市に来られる事があればお気軽に遊びに来て下さい!