出会いとチャンス

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こんにちは!
訪問看護リハビリステーション福山作業療法士村上と申します。

この写真の数字…何の数字でしょう?101…


この数字、実は私が担当させて頂いている利用者様の年齢なのです!

この度101歳の誕生日を迎えられました。
訪問リハビリの内容としては、年齢も考慮して積極的な運動は実施していません。
お話ししながら少しずつ体を動かして頂き、御自宅の環境調整等をしています。
「このまま自宅で安心して生活したい」と、継続して御利用して頂いています。

この方に教わる事がたくさんあります。
なんせ100年前の貴重な話も聞かせて頂けるのですから…!
こんな機会、そうあるでしょうか(+o+)


訪問リハビリを通して、たくさんの【出会い】があります。
療法士自身が成長できる【チャンス】がたくさんあります。
出会いを大切に、その方を知り、その方に対して一生懸命に。
人生の大先輩を前に、そんなことを思いながら今日も訪問に出かけていきます(*^^)

キラキラな毎日

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皆さん、初めまして!
今年入社いたしました作業療法士の勝部と申します!
岡山では珍しく、聞きなれない苗字なので、なんども聞き直されます。勝部です。
現在は茶屋町付近を中心に、ご利用者様の自分らしさ
本当にしたいことなどを大事にして支援させて頂いてます!(o^^o)

今回は私が担当させて頂いているA様を紹介したいと思います。
A様は訪問リハビリデイサービスを利用されていますが、

しんどい」、「じっとしているだけ」という発言が見られます。


何か楽しみがないかな〜と思っているところ、
お部屋の中である物を見つけちゃいました!!!

そのあるものとは、、アイシャドウです!
女性なら一度は使ったことがあるものではないでしょうか?
A様にお話を聞いてみると、以前はお化粧をしていて、お化粧をするのが好きだったといいます(゚∀゚)

後日リハビリで、お化粧をA様と一緒に行いました。
その時、初めてみたA様の笑顔や、キラキラした目は今でも鮮明に残っています。
鏡をみて眉毛を書く時、目をいっぱいにあけて、とっても真剣な表情なんです!!!!
A様自身も、こんなに変わるんだな〜と言われてました(*^^*)


私自身も正直、お化粧1つでこんなに表情がよくなり
笑顔発言が増えるとは思ってもいませんでした。

やはり、女性は綺麗でありたい気持ちはどの年代でも変わらないですね(*^^*)
私もA様も一緒です!

人生最後まで、自分らしさを忘れずに楽しい毎日を送りたいですね。
こらからもA様や、ご利用者様の大切な作業やしたいことを尊重し
キラキラな毎日を支援させていただきます\( ˆoˆ )/

訪問リハビリの魅力!

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こんにちは。
訪問看護リハビリステーション福山、作業療法士の笠原です。


 今回は訪問リハビリでどんなことをしているのかを、少し紹介していきます。


ご利用者様は80代の女性で認知症があり、独居で生活されています。
自身について「何にもわからなくなった。」「自分が何をしているのか分からない。」
など漠然と不安を持たれています。

そんな時には、お話を傾聴しながら不安の軽減を図るのですが、
一番ご利用者様が笑顔になるのは、趣味であった手芸の話をするとです!

「このセーターは自分で編んだのよ。」と教えて下さることもあり、編み物をすることを提案しましたが、
「目が見えないから出来るかしら。」「上手に出来るかしら。」と不安も聞かれました。

確かに作業手順を覚えることも難しく、視力低下もあり療法士が手助けするところは多かったです。


しかし、作業中のご利用者様は
「ここはこうするんだったかな?」「まぁ、こんなやり方もあるのね」と、
とても楽しそうに笑顔で作業をされていました。

『作ったものをお孫さんにプレゼントする』という目標を作り、祖母としての役割を持ちながら作業をされ、
作品が出来た時にはとても良い表情をされていました。


 実際に、作ったものはすぐに忘れてしまわれますし、お孫さんのことも徐々に忘れてこられています。


しかし、作業中はお孫さんのことを考えながら、
祖母としての役割を持ち活動をすることができており、
認知症になられても、昔の趣味活動を思い出しながら作業をしていただくことで、
日常の不安も軽減され、穏やかに過ごすことが出来ています。

在宅でのリハビリは何でもありです!!

ぜひ在宅生活を支える、魅力いっぱいの訪問リハビリに携わってみませんか?

いきいきすること!

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こんにちは!そして、初めましてですね!
作業療法士1年目近藤と申します

私は訪問リハビリを担当させて頂いていますが、人生の先輩であるご利用者様から
教えてもらうこともたくさんあり、毎日勉強させて頂いています(^_^)


歌が好きなA様からは、昔の歌謡曲や童謡について教えて頂いています!

A様は若い頃から、美しい情景やなつかしい情景、いろいろな心の動きを言葉や
メロディーで表現した『歌』が大好きで、

『素晴らしい歌を未来にもずっと残していきたい』
という思いを持っていらっしゃいます。

写真は、A様が数年前に作ったという手作りの歌詞本です
(1冊しか映っていませんが、まだまだたくさんあります…!)
すべてのページに、歌から浮かんでくるイメージが描かれており、
見ているとわくわくします(^ν^)


A様の歌に対する思いが伝わってきますね!
そして、なんと、
『いい歌を残したい』というA様の思いを実現する企画が
リハビリ倶楽部内で進められております!


歌好きのメンバーで合唱グループを作り、童謡や昭和の歌謡曲を披露するとのことで、
A様はリーダーとして選曲などの準備を進められています(^_^)


私や他の訪問スタッフもメンバーとして参加させて頂くことになりましたが、
先日「近藤さん、これ!」と渡されたのが、手書きの歌詞カードでした。

パーキンソン病という運動の調整がむずかしい病気のため、
字を書くのは得意ではないと話されていますが

合唱に参加するスタッフへ、ひとつひとつ手書きで準備されていました。

A様とは歌いながら歩きの練習をしていますが、声もしっかり出ていて、
表情も明るくて、なんだか歩きぶりもいいようです。

好きなこと、やりたいことをしている方は、
いきいきされていてとても素敵ですね。


ご利用者様が毎日いきいきと過ごせるようなお手伝いをしていきたいと
改めて思いました(^_^)


歌の練習もがんばります(^◇^)♪

ご利用者様の存在

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笠岡で訪問させて頂いています、作業療法士の土山です。

8月に入り一段と暑くなりましたね。こんな暑い時には是非暑い場所へ!!

8月6日(日)には笠岡ベイファームにてひまわりフェスティバルが開催されます。

笠岡センターも御利用者様と一緒にうどんを販売しますので、熱中症にだけは気を付けてぜひいらしてください!


 

今、訪問に行かせて頂いている方で難病の脊髄小脳変性症や認知症があり、要介護4

本人様は認知症が進み会話が難しく意思疎通を図ることは難しいのですが、
奥様の「出来るだけ自宅での生活を続けたい」という気持ちから
現在もデイやショートステイ、訪問看護、リハビリ等を利用され
在宅での生活を続けられている方がいらっしゃいます。

奥様お一人で介護されているので負担や不安をきいたり、ポジショニングなどアドバイスを行わせて頂いています。
本人様の気持ちは勿論ですが家族の気持ちや支援が在宅で生活していくためには大切ですね。


そして、本人様も分かっていらっしゃるのでしょうか。
座位保持訓練や立位訓練では
奥様の顔を見るといい笑顔に!
本人様の表情を見て、奥様も笑顔に!!

いてくれるだけでも奥様の心の支えになられている、
存在役割の大きさ
改めて実感させていただきました。

 

どんな状態になっても、やっぱり家族で過ごせる時間はかけがえのないものなのだと、ご利用者様から改めて学び、
住み慣れた場所で1日でも長く生活して頂けるよう支援していければ思っています。