作業療法について

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こんにちは訪問看護リハビリステーションで作業療法士をしている中間です。
最近では、作業療法がなんなのかと考えることが多くあります。
休日には専門書を読んでみたり、自分が作業を通して健康になれることを探してみたりと
日々の生活を学びに結びつけています
専門職であっても正しく理解しようとすればするほど深みにはまってしまうように感じます。
訪問でのサービスを行うとともに、リハビリ=運動 ではないと伝えていくことと
同時に作業療法がなんなのかを人に伝えていくことを実践しています。
今回は作業療法を伝えるために生活行為向上マネジメントを軽く紹介したいと思います。
今、日本作業療法士協会では、
作業療法士といえば生活行為向上マネジメントができる職種
であると結び付けられるように動いています。そこに合わせて、作業療法士が一人一人が伝えていくことを
しなければそうならないのではないかと気づき、多職種に伝える動きをさせてもらっています。
生活行為とは人が生きていく上で営まれる生活全般の行為です。
写真にあるようなことが大まかにいうとあります。
こういった行為をすることで人は健康に生活することができています。
この生活行為が行えるようにするツール生活行為向上マネジメントなのです。
僕にとっての意味のある生活行為は、掃除や洗車が当てはまります。作業に集中している間は嫌なことも忘れられて掃除を終えた時には、きれいになって気分がいいという達成感と爽快感が得られて健康になったように感じれます。ちなみに今週末は台風だったので、家の中でコンロと水回りをピカピカ
しました。蛇口が鏡のように反射した時はすごく爽快でした。

人それぞれ、生活行為をすることで日頃のストレスを発散したりして、
精神的、身体的、社会的に健康になれるのだと実感しています。
生活行為が行えることで
障がいがあっても自分らしく過ごせるようになる(=リハビリテーション)
のだと思います。